令和2年度 予算審議を 振り返って |
2月17日、令和2年第一回区議会が始まり、39日間の日程で3月26日無事終了となりましたが、「新型コロナウイルス」の影響を受け、今までにない緊張と不安の交錯する議会でした。
その様な中、令和2年度予算他、関連する条例等多くの議案が処理され、4月1日より無事新年度のスタートと切れました。
それでは、心に残ったいくつかをご紹介します。
その一つは、防災対策です。昨年台風19号により避難所を開設しましたが、反省する課題も多く改善が求められました。
その二つ目は「新型コロナウイルス」に対する取り組みです。学校閉業、学童クラブ・あいキッズ等は開設、今までにない対策が求められました。
その三つ目は、財政問題です。特に「ふるさと納税」による減収は20億円に迫る感があり、対策が求められました。
その四つ目は、子ども対策です。児童相談所・待機児童・医療的ケア児・障がい児等々の課題に対する取り組みです。
その五つ目は、公共施設の配置検討についてであります。区から出されましたエリア・マネージメントに対して地元要望に配慮することです。
その他に、東武東上線、高島平グランドデザイン、交通政策、教育問題等々が脳裏を巡ります。
大切なことは多々ありますが、一番重要かつ心を砕かなければならない事は財政ではないでしょうか。令和2年度は、残念ながら基金から取り崩して編成した、 一般的に言われる赤字予算となりました。区民の負担に思いを馳せ、極力無駄を排し、区民に信頼される区政を目指して努力しなければならない事を痛感した第一回区議会でした。
板橋区議会議員
佐々木としたか 談